- 曲名
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シクラメンのかほり
- 作曲者
- 小椋 桂
- 歌手名
- 布施 明
- 紹介文
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この曲は、東京大学法学部出身のシンガーソングライター「小椋佳(おぐら けい)」さんが、第一勧業銀行(現みずほ銀行)赤坂支店に勤めていた際に、取引先の会社で休憩していた時に見た、自身には馴染みのない花であったシクラメンをヒントに作詞・作曲した曲です。1番は「真綿色」、2番は「薄紅色」、3番の歌詞には「うす紫」のシクラメンを挿入して、色とその印象が謳われています。
しかし、小椋さんは出来上がった曲を気に入らず、歌詞の内容が月並みな展開であるとして、レコーディングをしないでお蔵入りにしていました。
そのために、当時はこの曲がヒットしたことが信じられなかったと後に告白しています。
歌手の「布施明(ふせ あきら)」さんは、事務所の先輩である「ザ・ピーナッツ」に憧れて歌手を目指しました。
高校在学中にオーディション番組「味の素ホイホイ・ミュージック・スクール」に合格し、渡辺プロダクションにスカウトされます。
「霧の摩周湖」「愛は不死鳥」「積木の部屋」などのヒット曲を連発。
1975年「シクラメンのかほり」の大ヒット・ミリオンセラー達成により、第17回日本レコード大賞・第6回日本歌謡大賞・FNS歌謡祭での最優秀グランプリなど、数々の賞を総なめにして、年末恒例の「NHK紅白歌合戦」にも常連出場するなど、日本を代表する男性アーティストとなっています。
- 価格
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390円(税込)