- 曲名
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かえるの合唱
- 作曲者
- ドイツ民謡
- 紹介文
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「かえるのうたが きこえてくるよ」の歌い出しで知られる 『かえるの合唱』のルーツはドイツにあります。
そのリズミカルなメロディと、かえるの鳴き声を再現したかのようなユニークな歌詞が人気となり、日本の童謡として定着していますが、原曲は、19世紀ドイツの童謡 『フロシュ・ゲサング』です。この『かえるの合唱』の原曲は、1930年にスイスの教育者、ツィンメルマン博士によって日本へ伝えられました。
ツィンメルマン博士は来訪中、学生たちに授業でスイスの歌や踊り、ドイツ語などを伝え教えました。
博士の音楽教育指導に熱心に耳を傾けていたのが昭和時代に活躍した音楽家、岡本敏明さんです。
岡本さんは合唱指導の際、輪唱で歌われたこの曲に強い関心を持ちます。それが岡本敏明と『かえるの合唱』原曲との出会いです。その後、岡本は日本の学生たちも歌えるようにと、『かえるの合唱』の日本語歌詞を作詞しました。
「かえるのうたが きこえてくるよ クワッ クワッ クワッ クワッ」と親しみやすい歌詞と、輪唱の面白さが人気を博し、日本中に知れ渡る国民的な童謡として定着していったのです。
- 価格
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390円(税込)