- 曲名
- ゴンドラの唄
- 作曲者
- 中山 晋平
- 歌手名
- 松井 須磨子
- 紹介文
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「ゴンドラの唄」は、⼤正時代の歌謡曲です。芸術座の公演『その前夜』の劇中歌として「松井須磨⼦(まつい すまこ)」さんが歌い、⽇本で広く流⾏しました。
この曲は、作曲者「中⼭晋平(なかやま しんぺい)」さんが⺟の死後、帰りの汽⾞の中で悲しみに暮れながら⾃然に旋律が湧いてきたと語られています。
また、アンデルセンの『即興詩⼈』の⼀節にインスパイアされ、愛と儚さをテーマにした「吉井勇(よしい いさむ)」さんの歌詞が特徴です。
初めは⻑調と6拍⼦という珍しい構成が⽇本のリスナーに受け⼊れられにくく、爆発的ヒットには⾄りませんでしたが、後に映画『⽣きる』の象徴的なシーンで使⽤されるなど、その後100年にわたって愛され続ける名曲となりました。
- 価格
- 390円(税込)