- 曲名
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富士の山
- 作曲者
- 文部省唱歌
- 紹介文
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青空高くそびえる富士山を歌った『富士の山』は、日本で最も知られている曲の1つで、覚えやすいメロディから2007年には日本の歌百選」に選ばれました。
2011年より富士急行線「富士山駅」でも列車到着時のメロディとしても使われています。
作詞は『桃太郎』など多くの昔話を発展させた日本近代児童文学者、巌谷小波(いわやさざなみ)。
1910年に刊行された「尋常小学校読本唱歌」が初出で、作曲者は不詳。
歌詞は七五調で、一番では山頂が雲より高い位置にある、日本最高峰の雄大さが歌われ、二番では、富士山を人に見立て雪化粧や霞を着物に例えながら、富士山の優美さが歌われています。
曲の1段目は、高めの音から始まり歌詞も富士山を見上げるように始まります。
2段目前半は、自分が富士山になったかのように目線が高く広がり、メロディも最高音が登場します。
その後「見おろして」の歌詞と共にメロディも徐々に下がります。
三段目前半、雷が足元で低く鳴っているかのような低音に始まり、4段目は、最高音から始まり最高音で終わっています。
歌詞と合わせ、曲の旋律の特徴からも、「日本一の山」の光景を山頂から麓まで見渡すように、ありありと表しています。
- 価格
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390円(税込)